パリの片岡です。 先週金曜日のテロ事件から一週間がたちました。
日本の皆様から暖かいメールをたくさん
いただき心より御礼申し上げます。
幸いにもジャックモアザンのスタッフ、お客様とも皆無事でした。それでもフロントの明子は自宅が近く、家から銃声が聞こえたそうです。
ジャック・モアザンのサロンがあるセーヌ通りは、サンジェルマンの一角で、突き当りには上院の建物もあり、パリの中では安全な地域です。
でもフランスは、シリアやアフリカに派兵していたり、フランスで生まれたのに差別されて怒りを抱えた移民の子供たちがたくさんいるので問題の奥が深いのも事実。
そんな中、大半のフランス人はテロの恐怖に負けずいつもどおりに暮らすことが一番の抵抗と考え、劇場やカフェのテラスにもあえて出かけています。 ジャック・モアザンも一日も休まず営業し、テロの翌日も予約のお客様は皆さん来てくださいました。
今回のテロで、普段見られないことの一つに警察の特殊部隊の活躍がありました。
一般市民に被害を出さずに危険な場所に突入するフランスのエリート部隊は、世界でも有数のレベルだそうです。
こんな人たちが活躍する場がない方がいいのは確かですが。。。