2012年6月29日金曜日

モアザン家の人々

今日ご紹介するのは見習い(美容学生)のサディアSadia(17歳)です。
16歳からサロンで働いてます。
勉強熱心でテキパキ仕事をこなす働き者です。
フランスの美容学校では学校と平行して週に3日間サロンで実際に働く事が授業の一部で学校の授業を休むとサロンから支払われる給料を引かれるシステムだそうです。



サディアは接客用語や道具の名前をわかりやすく教えてくれます。
たまに流行言葉や悪い言葉も教えてきます。
悪い言葉と知らずあたりまえの用にその言葉を使っていたら片岡さん拳でぶたれました.............つづく

2012年6月18日月曜日

フランスのベーシックなカラー

サロンに来店されるお客様の約6割がカラーをされます。
日本とのカラーの違いで驚いたのは、殆どのお客様がフォイルワークだという事。
地毛の色が黒ではなく、8〜9レベルの明るいグリーン系のブラウンなので、
全部を染めるのではなく、細かく髪をすくってその毛束に薬剤をのせ
アルミフォイルで包み染めていきます。
そうすると、明るい地毛に更に明るい部分が増え、髪全体のイメージを変える事ができます。


毛先は既にホイルワークで色が明るくなっていますが、根元約10センチは地毛が
伸びている状態です。
写真のように一枚づつフォイルワークで伸びた部分だけにブリーチ剤を塗布していきます。
毛先まで塗布すると色が抜け過ぎて白くなってしまいます。


仕上がるとこんな感じです。
今回は色を入れず脱色のみの施術です。




2012年6月14日木曜日

モアザン家の人々!

もう一人のカラーリストでGwendal(グエンダル)がいます。

技術はヴァニダに劣りませんがまた違ったキャラクターをもっています。
女性有能弁護士さんで鬱病のお客様が、ポロポロと涙を流しながら来店されると、素直で優しいグエンダルが話を聞き、そんな彼女も最後には晴れやかな笑顔でサロンを出て行かれます。
サロンにはなくてはならない優しいスタッフです。


2012年6月9日土曜日

モアザン家の人々!


パリの本店では12人スタッフが家族のように喧嘩しながら仲良く働いています。
スタッフそれぞれが個性が強く、見てるだけで面白いです。

そんな愉快なスタッフの紹介です。

まずはカラーリストのVanida(ヴァニダ)
パリ本店で一番の稼ぎ頭でオープンからクローズまで予約がビッシリです。
エプロンのポッケットはお客様からもらったチップでいつもぱんぱんに膨れています。
仕事もスピーディーでお客様から絶大な支持を得ていて、常連のお客様をたくさん抱えています。なくてはならない存在です。

本人が写真の公開は拒否!
お店の写真でご勘弁を、、、、、、、、。
ちなみに僕は渡仏してすぐ高熱でぶっ倒れ治ったと思ったらまたすぐ熱がでる。
片岡さんは日本から不良品が届いたと言っており返品するために箱に詰めて人間を貨物で送る方法を調べています。

つづく、、、、、、、。

2012年6月6日水曜日

到着。

ようやく到着しました。
日本を出発した時は暖かい感じでしたがパリは寒いです。

普段日中はだいぶ気温も上がって暖かいらしいのですが今日はあいにくの雨でした。
外を歩く人達はピーコートや厚手のジャケット姿の人が多くいました。
そして夜の9時を過ぎても昼間の様に明るいので遅い時間の感覚がありません。日本でも夏は日が長く明るいですが経度と緯度の関係で緯度が高い地域に見られるそうで地球の回転軸の傾きが太陽の方を向いている時が日が長くなるそうです。
daylight saving time (DST)(デイライトセービングタイム)夏時間といって夏の間、太陽の出ている時間帯を有効に利用する目的で、現行の時刻に1時間を加えたタイムゾーンを採用する制度でたくさんの国が実施しているそうです。
午後の日照時間が増えることによる余暇の充実を持たせる。羨ましいと思いますが、、。
日本人は特に働く人種なのでもしこの制度があったら……
1時間長く働く事に……。汗



出発!

ジャックモアザンの藤澤です。
いよいよこの日がやってきました。

出国審査は旅行とは全く違う気分でした。今回の渡仏でフランスのビザ申請が大変厳しく部長や人事の方、マネージャーや店長、パリの片岡さんには本当に色々とお世話になりました。
この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
今後はこのブログを通してパリ研修や現地の情報をお伝えしていきます。

では行ってきます。

2012年6月1日金曜日

パリの片岡です


Bonjour,

パリのジャック・モアザンの、片岡です。 大統領選挙が終わり、警戒ムードだったパリの街にも活気が戻りました。 来週渡仏する藤澤さんのアパルトマンがまだ見つかっていないので、慌てています。 

パリの店は、総勢12人。 うち2人がカラーリストで、スタイリストの2倍の忙しさ。 サロンの中でも得に重要な役割を担っています。 フランス人の天然の髪色は、ドイツや北欧などと違い、明るいブロンドはほんのわずかで、シャタン・クレール(明るい栗色)が多く見られます。 加えて、ロシア人、アメリカ人、日本人のお客様も多く、それぞれのカルチャーで、好みが明らかに違うようです。 

カラーリストの仕事はまずコミュニケーション。 たくさんのお店で手をかけ過ぎて、救いを求めていらっしゃるお客様も多くいらっしゃいますが、できること、できないことしっかり伝えるトップカラーリストのバニダは、絶大な信用を得ています。 藤澤さんもきっと学ぶところがたくさんあると思います。
が、とりあえずの優先課題は、フランス語。 1年なんてきっとあっという間。 ビシビシ皆に特訓してもらいましょう。