2016年7月30日土曜日

パリ ジャック・モアザンのお客様エピソード

こんにちは

今回はパリジャック・モアザンに30年以上通って頂いていたお客様のお話をご紹介させて頂きます。

この方は、サロンのすぐ近く、サンジェルマンのホテルのオーナーで、今パーキンソン病という難病にかかってしまったため、ご来店ができず、ご自宅までジャック・モアザンのスタッフが出張してカット、カラー、 ネイルをさせて頂いています。

自分も先週2回ヘルプとして行かせて頂きました。

パーキンソン病は脳や神経系統の病気で喋ったり動く事が辛くなってしまう病気で、 ほとんど今、自宅から出られない状態ですが、それでも毎月3回〜4回ヘアーとネイルの手入れを欠かさない美意識のとても高いマダムです。

若手のサディア、エステティシャンのセシリアあるいはグレゴワールが出張しますが、スタッフが来るとスゴく色々と喋ったりして、楽しくされている感じがフランス語がまだ色々と分からない自分にもかなり伝わってきました。

スタッフも楽しい話題やお客様が興味が沸く話をしていて、その光景をヘルプをさせて頂きながら見ていると日本でサロンワークをしている時には見られなかった光景だなぁ‥と感じ、本当にお客様が嬉しそう幸せそうだとフランス語が分からなくても伝わるぐらい優しい空間だなぁと思いました。

パリのジャック・モアザンは今年で40周年‼︎  自分はまだ2カ月程しか働いていませんが、来店されるお客様がこのサロンを自分のライフスタイルの大切な場所だと思ってくださっていることを感じます。

ヘアースタイルだけを求めてくるのではなくジャック・モアザンの空間、 スタッフ 、居心地の良さを求めて来られているんじゃないかと思います。

40年の歴史が創ったParisの人達の温室がここにはあると感じたお客様とJMスタッフ達のエピソードでした。